能褒野神社(のぼのじんじゃ)

■場所/亀山市田村町1409
■アクセス/JR井田川駅下車徒歩約30分



   明治12年に現在の「能褒野王塚古墳」が明治政府内務省によって日本武尊の「能褒野墓」と定められたことに伴い、地元の有志により日本武尊の遺徳を偲ぶため創建された神社。主祭神は日本武尊であり、妃の弟橘姫命(オトタチバナヒメノミコト)、息子の建貝児王(タケカイノミコ)が祭られる。また、境内には日本武尊と弟橘姫命の深い絆を表す「連理の榊」の榊がある。この榊は雄株と雌株の木が地上3mくらいの所で横に伸びた一本の枝で繋がっており二人の深い愛情を思い起こさせる。